2022年5月29日日曜日

マシュマロを投げつけろ!目だ!目を狙え!

 ツイッターの方でもお知らせしましたが、私へ匿名でメッセージを送れるマシュマロ設置しました。

https://marshmallow-qa.com/kenta_sasa


応援メッセージ、作品見た報告、質問、一発ネタ、ちょっと聞いて欲しい愚痴、お叱り、愛の告白、おすすめのラーメン、匿名じゃないとちょっとアレなお話などなど、お知り合いでも一見さんでもお気軽に投げてもらえると嬉しいです。


ブログの方にはコメント機能つけてないので、ブログ内容に対するツッコミなんかもこちらからいただければ。


よろしくどうぞ。

2022年5月13日金曜日

初恋でクッソこじらせた話

 先日のディルカジコラボで質問タイムのとき「白樺さんはDTでしたが佐々さんはどうでしょうか!?」的なのがあって、残念ながら(?)DTではないにしろ、


「恋愛観的には似たようなところがあるかも」

「初恋めちゃくちゃこじらせた」


って言いつつ時間の問題で切り上げてしまったので、こっちでその話でもしていきましょうかね・・・。ちょっと自分でも文章にして整理したいので。


中学生のときに、ちょっと変わってるんですけど凄い頭の切れる子が同じ学年にいて、他愛のないことでも切り返しが良かったり発想が違ったりで話してるのがとにかく楽しくて、自然と好きになってったんですな。


で、よくある「好きなやつ誰よ?」的な話で数人でふざけ合ってるときに、本人だけに耳元でバラす感じで私の方からその子に「お前だよ」と告白したんですが、数日後に向こうからも好きだと言ってもらえまして。もう舞い上がっちゃって・・・直後のことはよく覚えてません。


問題はその舞い上がりっぷりで。なんかもう私はその子と一緒にいるだけで嬉しかったんですけど、デレデレしっぱなしで以前の私では無くなってしまってたんですな、多分。


で、結局長続きしなくて。2か月も持ったかなぁ・・・。「やっぱり付き合うっていうのは違うと思うんです」ってお手紙を貰って。書かれてることはよく理解出来たんで、「ごめんね」ってことでその時は終わったんですよ。その時は。


その後、私もその子も学校の成績は割と良い方だったんで、進学校の同じ高校に進んで。クラスは一緒になること無かったんですけど・・・。部活動がね。


私、高校では演劇部に入ったんですよ。そしたら、その子もすぐ後から入ってきて。「え、なんでよ?」ってその時は思ったんですけど、まあ単純にもう気にしてないってことと、普通に演劇部の活動自体に興味があったんだと思います。ええ思いますとも。


でも当時はやっぱり色々考えちゃって。どこかで諦めきれてもいなくて。で、やめときゃいいのに二人きりのときに一方的に「俺はこれからもずっと好きでいるから・・・!」とかこっぱずかしい宣言しちゃったりしたんですよ。今考えたら迷惑だったろうなーと思うんで、悪いことをしたという反省しかない。


そしてその後がなかなか辛くてですね・・・。演劇部メンバーの、私ともまあまあ仲の良い男子とその子が付き合いはじめまして。しかも卒業までずっと続いたんですよ。もう毎日の部活動が辛い、辛すぎる。もうNTRモノでも見てる気分ですよ。寝てから言え?ごもっとも。


当時、演劇自体にはハマってて、自分で台本書いたり演出しながら自分も舞台に立ったりと、結構中心的に活動してたんで続けられたってのもありますが、それでももう部活辞めようかと思ったときも正直あって。


ただ、そんな辛かったときに小さな出来事がありまして。


ちょっと話戻りますが、中学で付き合ってた短い期間に、実は彼女の誕生日があったんです。で、お祝いにちょっといいシャーペンとボールペンをプレゼントしまして。


最初からセットになってるやつじゃなくて、プレゼント探してるときに、とってもキレイな装飾のシャーペンが目に入って。「ああ、これあの子に似合うだろうな」ってピンと来てそれにしたんです。シャーペン1本じゃ寂しいからボールペンも一緒に買って、手持ちの大してキレイでもないケースに一緒に入れて(もっと気を遣えと)。


で、そのプレゼントに対する彼女からのお礼の手紙が、例のお別れの手紙になってしまったんですけど、その手紙の中で「シャーペンの方凄く綺麗で気に入ってます、ありがとう」って書いてあって。ボールペンじゃなくシャーペンの方をちゃんと気に入ってもらえたのが、本当に嬉しかったのを覚えてます。


さあ、時を戻そう。高校の演劇部であった小さな出来事の話。


部内の打合せか何かのときに、ある男子部員が「ちょっと書くもの貸して~」と、その子の筆入れから勝手に書くものを取り出したんです。そしたらその子、なんかめちゃくちゃ焦って取り返そうとしてて。


「ん?」って思ってよく見たら、例のプレゼントしたシャーペンじゃないですか!もう3年近く経ってるのに大事に使ってくれてたんだなと。こっちは全力で気付かないフリをしましたが、ほぼ硬直してたと思うのでこっちはこっちでバレてたろうなぁ・・・。あの時の自分がどんな顔してたのか見てみたい。


で、問題は。このことが当時の私にとって嬉し過ぎたこと。


まあモノに罪はないし、単純にシャーペンとして気に入ってくれてただけかなとも思うんですけど、「でもずっと持ち歩いてるって結構だよな・・・」とかやっぱり色々考えちゃって。


前に宣言した「ずっと好きでいるから」ってやつあったじゃないですか。アレを続けるための燃料がフルチャージされてしまったんですよ。もう白樺先生の全回復ばりに。ガーッと5ゲージ分。


これもある意味「男ってバカだよねー」って話なんですが。そんなわけで高校時代はずっと演劇部の別の男子とその子がイチャイチャしてる状況を耐えられてしまって。


大学はさすがにその子とは別々になるんですけど、当時は「離れたから好きになるのをやめる」っていうのが許せないくらいまだ燃料があったので、大学行ってもその宣言を突き通してしまったんですな。まあ進んだ大学も女子の少ない情報系だったのも手伝ってるんですけども。あ、いや。大学時代のお友達の皆さんもミンナミリョクテキデシタヨー。ハハハ。


・・・で、結局大学の4年間も誰とも付き合わなかったっていうね。中学のときに好きになった子をそこまでずっと引きずっちゃったわけです。


おまけに勝手に操を立ててた関係で、女性に興味が無いそぶりがすっかり板についてしまい、その後様々なコミュニティで同性愛者疑惑、ロリコン疑惑、さもなくば女王様に管理されているマゾ豚疑惑などが浮上するハメに。まあ最後のはそう悪くな・・・げふんげふん。まあ最近はさすがにそういう弄りも無くなりましたが。


まあ、大学卒業して就職してってあたりから人間関係も様変わりするので流石に状況が変わって来るんですけど、ここまでの話はピュアだったでしょう?ね?


でもちょっと思うのは。


シャーペンの件で燃料フルチャージされてなかったら、演劇部辞めてたかも知れなくて。そうなると芝居に対する熱量が今ほど残ってなかったかも知れないんです。つまり声優も目指してなかった可能性があって。そうなると当然、白樺先生も他の声優さんが演じていて。ディルカジの楽しいゲーム実況に出会えることもなかったのかなと。


だから、ピュアで良かったなって。今は思ってますよ。